風邪予防に手洗いとうがいは外せない!その効果と方法について

風邪予防に手洗いとうがいは外せない!その効果と方法について
  • 美容と健康

手洗いとうがいは、日々の生活の中でいろいろな場面でおこなわれています。そんな手洗いとうがいについて興味を持ち、こだわってみたいと思っている方に、今回は手洗いとうがいの効果と方法についての情報を、紹介していきます。

 

手洗いとうがいは、ただすればいいということではなく、効果を把握して正しい方法で行えばより一層、健康に対して成果を発揮するものです。手洗いとうがいをする時の参考にしましょう。

 

1.手洗いとうがいで重要なこと

手洗いとうがいで重要なのは、習慣としていくことです。風邪などの病気や食中毒などから体を守り、健康を維持するためには、手洗いとうがいが欠かせません。なぜなら多くの病気や食中毒は、原因となる病原体が手やの口の中から人から人へと介することで起こることが多いからです。

 

意識しておこなうことで、今までよりも効果が出ていることに気づくでしょう。また自分が行うことで、家族や身近な人への健康へつながります。

 

2.手洗いとうがいの効果

手洗いとうがいをするときに忘れてはならないのがそれぞれの効果であり、その効果を知ることでシーンに合わせて使い分けができます。手洗いとうがいの効果について紹介します。

 

2-1.手洗いの効果

手洗いをすることは、病原体の感染対策をする基本であり、最も重要な手段です。病気を起こす感染症の多くは、手を介して体内に病原体が入ることが多いといわれています。手は見た目が汚れていなくても病原体が付着している可能性があり、要因の多くは、手に付着した病原体が物に付着し、そこからまた手を経由して鼻や口、目などから体内に入ることです。

 

電車のつり革や手すり、ボタンやドアノブ、そして共有のパソコンなどいろいろな人が触る場所から広がります。手洗いは帰宅時や食事前だけでなく、不特定多数の人が触るようなものに触れたあとにも行うと効果があるでしょう。神経質になる必要はありませんが、手を洗うということが何より大切だということを意識することがポイントです。

 

2-2.うがいの効果

うがいをすることは、のどの洗浄だけでなく、のどの粘膜機能自体を高める効果があります。のどの粘膜の状態がいいと、口の中が原因となる感染の予防や口臭を防止する効果が期待できるのです。うがいは、のどの防衛する機能を高め、洗浄効果のあるうがい薬などを使用すれば殺菌効果によって、のどや口の中を洗浄清潔にします。

 

具体的には、ホコリなどを粘液とともに洗い、細菌が口の中の粘膜に定着しないようにすることです。せきやタン、のどの痛みに対する風邪の予防効果も期待できます。空気の通り道であるのどの粘膜は、のどの粘膜の繊毛の運動によって異物を排除しているのです。

 

しかし気温が低くて空気が乾燥する場合には、粘膜の表面が傷ついたり、繊毛運動が弱くなったりするため、ウイルスが入りしやすくなります。うがいをすることは、のどの防衛機能を助けることができ、風邪などのウイルスからの感染予防につながるのです。

 

2-3.マスクに頼らない

マスクは、せきやくしゃみで発生する菌の拡散を防ぐため、相手に対するエチケットとして使用することで「人にうつさない」という意味としては非常に必要なのですが、感染を完全に防ぐということはできません。マスクを外すとき、触れたときにウイルスが手につくこともありますし、マスクをしていたからうがいをしなくていいということではありません。マスクをして外出したときも、手洗いとうがいは行いましょう。

 

3.手洗いとうがいの方法

手洗いとうがいの方法は、自己流となることが多く、方法を間違えておこなっているとせっかくの効果が半減してしまいます。それぞれの正しい方法を知っておくといいでしょう。

 

3-1.手洗いの方法

手洗いのポイントですが、手の隅々まで洗って、アフターケアもしっかりするということです。手洗いする前には、指輪時計などの貴金属は外してください。爪は短く切っておきましょう。それから手洗いに入ります。流水を両手につけ、手のひらで石鹼をのばして泡立てていきます。

 

手を洗う順番ですが、手のひら・手の甲・指先・爪の間までしっかり洗いましょう。指の間・親指の付け根・親指はねじるようにして洗います。最後に手首まで洗うといいでしょう。そのあとすすぎです。手の隅々まで洗ったら流水を使って念入りにすすぎます。その後手を拭きますが、手を拭くタオルは清潔なものを使います。タオルを共同で使う場合は感染に気を付けましょう。

 

手洗い後のアフターケアも必要です。その理由としては、頻繁に石鹼での手洗いを繰り返した場合には、乾燥して肌荒れの原因にもなりますし、病原菌や雑菌が肌につきやすくなるからです。効果を上げるためにも石鹼洗いとアフターケアをあわせておすすめします。

 

3-2.うがいの方法

うがいには大きく分けて2つあります。喉の奥を洗うように上を向いてガラガラと喉を動かす感染対策のうがいと、口を閉じて頬を動かしてブクブクとする口の洗浄のうがいがあります。

 

感染対策のうがいは、ますうがい液を口に含み、唇を閉じてグチュグチュと頬を動かしておこない一度吐き出します。そしてもう一回うがい液を口に含んでから、上を向いて「オー」と発声しながらうがいをしていきます。冷たいうがい液が口の中で温かく感じてきたら吐き出しましょう。

 

口の洗浄のうがいは、歯磨きのあとにする場合が多いですが、うがいをすることで頬や歯についた食べ物のカスなどを洗い流し、粘膜のケアができます。喉を潤すこと、口の中を清潔に保つことを心がけましょう。

 

4.手洗いとうがいはどちらを先にするべきか

手洗いとうがいのどちらを先にしたほうがいいのかと思ったことはありませんか。雑菌が口から入ってしまうから、うがいをする前に手洗いをした方がいいといわれています。これは重要なことです。気を付けていても手が口にいってしまうことがありますし、手が汚れていないと思っていても意外と雑菌が付いていることがあるでしょう。ですから、うがいよりもまずは手洗いを先におこなってみましょう。

 

5.まとめ

手洗いとうがいについての効果や方法を知っておくことで、手洗いとうがいへの意識が高まり、病気への予防につながります。自分なりにこだわってみるのもいいでしょう。外出先でも手指消毒剤を備えている施設も多くなりました。積極的に利用するのもひとつの手段です。

 

「調剤薬局キューピー・ファーマシーグループ」では、手洗いやうがいなどで使用する製品の取り扱いの他、健康上のお悩みの相談もお伺いします。

 

それぞれのお客様に合わせた対応を心掛けることで、お役に立てることが私たち「調剤薬局キューピー・ファーマシーグループ」の使命です。自分に合った石鹼や、うがい薬などを探してみてはいかがでしょうか。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。