肩こりに効く食べ物とは?積極的に摂取すべき栄養素も併せて解説

肩こりに効く食べ物とは?積極的に摂取すべき栄養素も併せて解説
  • 美容と健康

デスクワークはもちろん、普段の家事・育児によって肩こりに悩まされている人も多いでしょう。肩こりを改善したいと思っても、「整体院に行くほどでもないな…」と、特に対策をしていないという人も多いのではないでしょうか。しかし、肩こりは日々の食事を見直すことで改善を図ることが可能といわれています。

 

今回は、肩こりに効く食べ物や、積極的に取りたい栄養素など、食事から肩こり改善を目指すための知識を紹介します。「整体院や病院に行かずに肩こりを解消させたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

肩こりはなぜ起こるのか

肩こりは、緊張状態にあり硬くなってしまった筋肉が血行不良を起こし、疲労物質が溜まることで生じます。これにより、肩に痛みを感じるようになるのが肩こりの正体です。

 

長時間のデスクワークによって肩に負荷がかかることで、肩こりが発症すると思っている人も多いでしょう。もちろん、これも肩こりの原因になります。ですが、長時間のデスクワークをしていなくても、頭や腕などの重さを支えて姿勢を保つために、首から肩にかけての筋肉は常に負荷がかかっていることを忘れてはなりません。

 

常に負荷がかかっている肩の筋肉は、肩こりを感じない人でも毎日のケアが必要といえます。日常生活で溜まった疲労が蓄積することで、深刻な肩こりになってしまうケースも少なくありません。

 

肩こりの改善のために積極的に摂取したい栄養素

肩こり改善のために積極的に摂取すべき栄養素は、以下のとおりです。

 

栄養素 役割 必要な理由
ビタミンB群 エネルギーの生成 肩の筋肉の働きを正常に保つため
ビタミンE 血流を改善させる 肩周りの血流を改善させるため
クエン酸 疲労回復 肩の筋肉の疲労を解消させるため

 

上記をまとめると、「ビタミンB群でエネルギーを生成し筋肉を正常に働かせる」「ビタミンEで肩こりの原因となる血行不良を改善させる」「クエン酸で疲労を軽減させていく」となります。どれも身体を正常に保つために必要な栄養素です。肩こりが気にならないときでも、偏った食生活をせず必要な栄養素を取り入れる習慣をつけましょう。

 

肩こりの改善が期待できる食べ物

次は、肩こりの改善に役立つ食べ物を紹介していきます。

 

栄養素 おすすめの食べ物
ビタミンB群 【ビタミンB1】
豚肉・大豆・ゴマ・鮭など
【ビタミンB2】
卵・牛乳・納豆・マグロ・ニンニクなど
ビタミンE かぼちゃ・アーモンド・うなぎなど
クエン酸 梅干し・柑橘類など

 

ビタミンB1やB2は、お肉・魚・卵・大豆など比較的取り入れやすい食べ物に入っているのが嬉しいところです。ビタミンEについては、アーモンドを食べることで摂取すると良いでしょう。手軽に食べることができるため、仕事や育児で忙しい方にもぴったりといえます。

 

クエン酸は、梅干しや柑橘類など酸っぱいイメージのある食べ物によく含まれています。柑橘類はストレスの緩和に効果的なビタミンCも一緒に摂取できるため、苦手ではない方は日々の食事に加えてみてはいかがでしょうか。

 

食べ物以外の対策もしよう

先述したように、肩こりは日々の食事を見直すことで改善を図ることができます。しかし、ストレッチやマッサージのほか、「病院に通う」「寝やすい枕に変える」など、肩こりの解消に有効な方法は数多く存在します。自分に合った方法を実践し、つらい肩こりを解消させるようにしてください。

 

まとめ

肩こりは、長時間のデスクワークのほか、姿勢の悪さ・ストレスなど肩の筋肉に負荷がかかることによって発症します。マッサージを行うことも大切ですが、日々の食事を見直し、肩こりの改善に必要な栄養素を含んでいる食品を食べることも重要です。ビタミンB群・ビタミンE・クエン酸という3つの栄養素だけでなく、すべての栄養素をバランス良く摂取するようにしてください。

 

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