個人輸入のサプリの安全面とその方法とは?

個人輸入のサプリの安全面とその方法とは?
  • 美容と健康

サプリを手に入れる方法としては、基本的にドラッグストアやスポーツ用品専門店、あるいはディスカウントショップなどで店頭販売されているものの購入や、インターネットを通じてオンラインショッピングでの購入となるかと思いますが、個人輸入という方法もあることをご存知でしょうか。今回はサプリの個人輸入について、安全面や輸入する方法などをご紹介いたします。

 

1.個人輸入のサプリとは

サプリの個人輸入とは何かといいますと、その名のとおり国外のサプリを個人で日本国内に輸入するというものになります。私たちが普段気軽に購入しているサプリに関しては、国内のメーカーが製造・販売しているもの、あるいは海外から業者が正規のルートにて輸入しているものです。問題がないことを厳しくチェックした上で販売されているわけですので、購入する側からするとその安心感は大きいのではないでしょうか。

 

その一方で、海外製のサプリに関しては、業者が仕入れをしない限り基本的には手に入れられないことになります。もしかすると市販されていないことによって、私達がその存在を知らないサプリも世の中には存在しているかもしれないというわけです。仮に存在を知ったとしても、誰かが輸入しない限りは手に入れることはできません。そこで問題を解決するための手段となるのが『個人輸入』です。

 

誰かが輸入するのを待つのではなく、自身の手によって輸入してしまうということです。そうすることで国内では手に入れられないサプリを入手可能になり、国内で購入するよりも安価で手に入れることが可能になるなどのメリットがあります。しかし、個人輸入となるとお店で購入するのとは少し勝手が違いますので、まずはその方法を知ることが大切です。

 

2.個人輸入する方法

個人で輸入というとなにやら大げさに感じてしまいますが、少なくともサプリに関してはそれほど難しいものでもなければ、比較的簡単にできるものでもあります。まずは輸入というものがどういったことを指しているのかということから知る必要があります。

 

個人で輸入する方法は大きく分けて2通りあります。まずひとつは『ネットで取り寄せる』という方法です。インターネットが普及した現代では、パソコンやスマートフォンなどで気軽に海外のWebサイトにもアクセスができるようになっています。つまりは海外のお店で販売している商品を気軽に購入することができる状態というわけです。購入時はその国の通貨での支払いになるわけですが、決済手段も複数ありますので購入自体はそう難しいことではないでしょう。誰にでもすぐにできる方法といえます。

 

もうひとつの方法は『外国で買って持ち帰る』というものです。旅行に行った際にお土産として購入するようなイメージですので、わかりやすいのではないでしょうか。輸入するためだけの旅行で購入して日本へ持ち帰るという場合もあるでしょう。ただし、実際に現地へ行かなければ購入できないケースでない限りはネットでの購入で済みます。

 

サプリに限らず、医薬品と認められたものに関しては営業のため輸入する際に、厚生労働大臣の承認・許可等が必要となります。サプリは食品という扱いですが、個人輸入するものに関しては成分などによって医薬品という扱いを受けることになるのです。基本としては地方厚生局へと必要書類を提出し、営業目的での輸入ではないという証明を受けなければなりませんが、量など定められている範囲内であれば、特例として税関の確認を受けることによって輸入が可能となるのです。

 

3.個人輸入品の安全面

サプリは体内へ取り入れるものですので、個人輸入によって手に入れたものの場合に気になるのは安全面ではないでしょうか。いくら栄養素が詰まっていたとしても、取り入れたことによって健康に害が出てしまい、副作用が出てしまうのであれば気軽には摂取できないのではないでしょうか。

 

また、個人輸入したサプリの中には、正規ルートでの仕入れでないこともあり、偽造品である可能性も否めません。国内メーカーや代理店が輸入している分にはチェックしてくれているであろう安全面に関して、個人輸入の場合ではご自身が行わなければならないのです。とはいえ誰もが医学に精通しているわけではないでしょうから、安全か否かのジャッジを下すというのは困難を極めることになるでしょう。そんなときには口コミなどを参考にし、少量から試すなどで回避は可能です。

 

4.注意しなければならないポイント

個人輸入のサプリを使用する場合に注意しなければならないポイントですが、まず『自身でしか使用してはならない』ということです。個人輸入は個人が動いて輸入しているという意味だけでなく、個人が自分で使用するために購入するのだという前提がありますので、友人や知人に配るのもNGで、他人に販売することも許されていません。また、仲間のためにまとめて輸入というのも認められていないことになります。

 

あとは、サプリの品質に問題はないのかあらかじめリサーチを行うことでしょう。輸入をして手に入ったとしても、品質が悪いと大きな問題の原因になってしまうことも考えられるので、含有成分量や設定されている摂取量は日本人であっても同じで平気なのかなど、しっかりと確認することで安心して飲むことができるようになるでしょう。同じサプリであっても、販売されている国によっては成分や量に違いがあることも少なくないので、そういった意味でも確認は必須です。

 

5.まとめ

海外のサイトからインターネット経由で購入することや、旅行先で購入して持ち帰ることを個人輸入といいます。海外には未知のサプリがたくさん存在していますので、ご自身の望むサプリとの出会いが待っているともいえます。

 

ただし、むやみに購入して摂取するのは危険がともないますので、不安を感じた際には「調剤薬局キューピー・ファーマシーグループ」にご相談いただければアドバイスいたします。