ゲルマニウムにはどんな効果がある?ゲルマニウムに関する基礎知識

ゲルマニウムにはどんな効果がある?ゲルマニウムに関する基礎知識
  • 美容と健康

ゲルマニウムは健康グッズなどで人気が高まっています。免疫力を高めたり、いろんな健康効果が期待できることからブレスレッドとして身につけている方もいます。そんなゲルマニウムですが、そもそもゲルマニウムはどういった効果が期待できるのでしょうか。気になるゲルマニウムの効果についてご紹介していきます。

 

1.ゲルマニウムとは?

ゲルマニウムって化学の授業のときに聞いたことがあるような気がするけど、実際はどんな物質か全くわからないという方の方が多いかと思います。ゲルマニウムは金属でも非金属の間の特性を有しています。半導体の材料としてもゲルマニウムが使われています。他にも精密機械の合金としてもゲルマニウムが使われています。そんなゲルマニウムには以下の2種類があります。

 

1-1.有機ゲルマニウム

化学の授業でも無機物質と有機物質の違いを一度は習ったことはあるのではないでしょうか。有機物質というのは炭素を化学構造にもつ物質のことです。そのため有機ゲルマニウムはゲルマニウム単体ではなく、化学構造の中に炭素が含まれています。有機ゲルマニウムといっても炭素をどれくらい含むのか、様々な形態があります。

 

有機ゲルマニウムの中には医薬品として認められているものがあります。医薬品として認められているのがプロバゲルマニウムのみです。このプロバゲルマニウムはB型肝炎の患者さんの治療薬として使われています。このプロバゲルマニウムは免疫賦活作用として免疫細胞を活性化させます。さらに、ウィルスなどの抗原に作用する抗体の産生量を増やすといった効果があります。またがん細胞を抑制することで今注目されているNK細胞を活性化させる効果も認められています。こういった免疫系を強化する効果があることからウィルス排除を促します。ウィルス抑制効果もあります。

 

このように有機ゲルマニウムの中には医学的にも免疫を強くする効果が認められているものがあるのです。

 

1-2.無機ゲルマニウム

無機ゲルマニウムは化学構造に炭素が含まれてないゲルマニウム化合物のことを言います。無機ゲルマニウムの中で最も有名なのが二酸化ゲルマニウムです。健康食品の中に含まれていることもあります。しかし、無機ゲルマニウムである二酸化ゲルマニウムは体内に蓄積してしまい、腎障害などの重篤な健康被害も報告されています。酸化ゲルマニウムの継続的な摂取に関しては十分に注意することが厚生労働省からも勧告されています。無機ゲルマニウムは基本的に精密機器やブレスレッドなどに使われることが多いです。

 

このようにゲルマニウムといっても大きく分けても2種類あり、それぞれ少しずつ化学構造が異なることで毒性や薬理効果まで違ってくるのです。

 

2.ゲルマニウムに期待できる効果

ゲルマニウムには様々な健康効果が期待できます。ゲルマニウムの中でも有機ゲルマニウムは治療薬として使われているものもあります。そんなゲルマニウムに期待できる効果についてご紹介していきます。

 

2-1.免疫力アップ

治療薬として使用されている有機ゲルマニウムには免疫細胞を活性化させる効果があります。もちろん医薬品のゲルマニウムは治療薬として使用されているので医師の処方が必要で健康増進のために服用することはできません。しかし、市販の有機ゲルマニウムの中には同じような化学構造から免疫力をアップさせる効果が期待できます。

 

2-2.アンチエイジング効果

ゲルマニウムには細胞を活性化させ代謝をアップさせる効果があると言われています。代謝をアップさせることで肌細胞も活性化され、肌の潤いもアップすると考えられています。

 

2-3.ダイエット効果

ゲルマニウムは代謝をアップさせることから、ダイエット効果も期待できます。基礎代謝が上がることで消費カロリーが上がります。運動を一緒にすることでより消費カロリーを増やし、ダイエット効果を促進してくれます。

 

3.ゲルマニウムを気軽に楽しむためには?

ゲルマニウムには様々な健康効果が期待できます。毎日の生活に取り入れることで健康増進に繋がります。毎日の生活としては入浴剤などが代表的です。入浴剤として使うことで、体の代謝を上げて血流が改善し、肩こりや慢性疲労改善につながっていきます。

 

またブレスレッドなどを身につけて運動することで運動による代謝をさらにアップさせることが期待できます。このようにゲルマニウムは日常生活に気軽に取り入れることができます。様々な健康商品にゲルマニウムが使われているので、自分にあったゲルマニウム商品を日常生活に取り入れるといいでしょう。

 

4.まとめ

ゲルマニウムには無機ゲルマニウムと有機ゲルマニウムがあります。有機ゲルマニウムの中には免疫細胞活性効果が医学的に認められているものもあり、実際の治療に使われています。こういったことからゲルマニウムには免疫活性効果やダイエット効果と、アンチエイジング効果が期待されています。ゲルマニウムは入浴剤やブレスレッドなどにも使われています。

 

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