暑い夏を迎えたときに考えるのが「夏バテ対策」です。体調不良の中で仕事や家事、育児をするのはつらいので、日々の食事によって予防しましょう。今回は、夏バテ防止に効果的な食べ物や、夏バテ防止のために気をつけるべきポイントなどを紹介しますので、興味をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。
夏バテ防止におすすめの食べ物
まずは、夏バテ防止におすすめの食べ物をご紹介します。
【夏バテ防止におすすめの食べ物】
- お肉
- うなぎ
- おくら
- トマト
- 柑橘類
それぞれなぜ夏バテ防止におすすめなのか、詳しく見ていきましょう。
お肉
お肉は栄養価も高く、夏バテ防止のために積極的に取りたい食べ物のひとつです。なかでも牛肉や豚肉がおすすめです。
【お肉に含まれている主な栄養素】
- タンパク質→筋肉の材料
- ビタミンB類→疲労回復効果
- 鉄分→貧血防止
BBQなどをするときは、牛肉や豚肉を積極的に摂取すると良いでしょう。暑くてお肉が食べる気になれないという人は、豚肉に大根おろしやポン酢をかけてサッパリとさせるのがおすすめです。
うなぎ
うなぎには、ビタミンAをはじめとするビタミン類が豊富に含まれています。夏を乗り越えるパワーをつけるために、ぜひ摂取したい食べ物です。また、うなぎはかば焼きで売られていることも多く、調理の手間が少ないのも嬉しいポイントです。
おくら
「ネバネバした食材は体に良い！」というイメージを持っている人も多いでしょう。おくらに含まれる食物繊維には食欲を回復させる効果があるので、暑くて食欲の落ちる夏にはぜひ摂取してほしい食べ物といえます。また、おくらにはコレステロール低下、糖質の吸収抑制など夏バテ防止以外にもさまざまな効果が期待できるため、食べておいて損はありません。
おくらは、茹でて鰹節を乗せ、そこに醤油をかけるだけでもおいしく食べられます。ほかにも、細かく切ってキムチや納豆、めかぶなどと一緒に白米の上に盛り付け、「ネバネバ丼」にするのもおすすめです。
トマト
夏野菜の代表格でもあるトマトは、夏バテ防止のためにも食べたい野菜です。トマトにはビタミンやミネラル、カリウムが豊富に含まれています。特に、カリウムは汗と一緒に流れ出てしまうので、トマトは汗をたくさんかく夏場には欠かせない食べ物といえるでしょう。
さらに、トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があります。紫外線から守ってくれるので、日焼けを気にする方にもおすすめといえます。
トマトは冷やして食べるだけでもおいしく感じられる野菜です。ほかにも、一口サイズに切ってアボカドやキュウリなどと混ぜ、サラダにするのも良いでしょう。
柑橘類
柑橘類など酸っぱさを感じるものにはクエン酸が多く含まれています。クエン酸には疲労回復効果があるので、体力が落ちやすい夏場には特におすすめです。
夏バテ防止のために気をつけたいポイント
ここまで、夏バテ防止のために積極的に摂取してほしい食べ物をご紹介しましたが、そのほかにも注意すべきポイントがあるので押さえておきましょう。
【夏バテ防止のために気をつけたいポイント】
- 食事バランスを意識する
- 規則正しく食事を取る
- 冷たいものを取りすぎないようにする
- 水分補給も忘れずに行う
基本的なことですが、バランスの良い食事を取ることが非常に重要なポイントになります。また、暑いからといって冷たい食べ物・飲み物ばかりを摂取していると、胃に負担がかかり食欲が落ちてしまうため注意してください。
そして、忘れてはならないのが「こまめな水分補給」です。冷たい水も良いですが、常温にしておくと胃への負担が減るのでぜひ試してみてください。また、汗をかくと塩分など必要な栄養素が流れ出てしまうので、スポーツドリンクや経口補水液なども活用していきましょう。
まとめ
今回は、夏バテ防止におすすめの食べ物や、夏バテ防止のために気をつけるべきポイントを解説しました。夏バテは、年齢・性別を問わず誰にでも起こる症状です。食欲が低下すると体力が落ちてしまうので、夏バテ防止に良いとされる食べ物を日々の食事に加え、暑い夏を乗り切りましょう。
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