金魚運動のデメリットや危険性を徹底解説|正しいやり方でダイエットしよう

金魚運動のデメリットや危険性を徹底解説|正しいやり方でダイエットしよう
  • 美容と健康

金魚運動は、「寝ながらダイエットができる」と一時期多くのメディアで取り上げられました。しかし、金魚運動には注意すべきデメリットや危険性が隠れているため、安易に行うのはおすすめできません。

今回は、金魚運動のメリット・デメリット、知られざる危険性について詳しく解説していきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

金魚運動とは

金魚運動とは、その名のとおり金魚に似た動きを行うエクササイズのひとつです。ダイエット効果があるとされ、多くのメディアで取り上げられた結果、世の中に広く浸透されることになりました。

 

【金魚運動のやり方】

  1. 両手を首の後ろで組み、仰向けに寝転ぶ
  2. 両肘と後頭部を床につけるように胸を張る
  3. つま先を立てた状態で、両足とアキレス腱を伸ばす
  4. 左右に身体をひねる

 

文字で説明すると少しわかりにくいかもしれませんが、金魚が泳ぐように身体を動かします。また、金魚運動マシンも販売されており、これを使えば初心者でも簡単に金魚運動ができるでしょう。

 

金魚運動の主なメリット

金魚運動を行うことで、下記のようなメリットを得ることができます。

 

【金魚運動の主なメリット】

  • 身体のゆがみが改善される
  • 運動不足が解消される
  • ダイエット効果が期待できる

 

ゆらゆらと左右に身体をくねらせることで、骨盤が正しい位置に戻り、身体のゆがみを改善させる効果が期待できます。また、腰回りをくねらせることで、お腹の脂肪燃焼効果も期待できます。

 

金魚運動のデメリット

次に、金魚運動のデメリットについて解説していきます。

 

【金魚運動のデメリット】

  • 身体を痛める可能性がある
  • 高いダイエット効果は期待できない

 

金魚運動は、間違った方法で行うと逆に身体を痛める可能性があります。金魚運動のみならず、運動は正しいフォームと手順で行う必要があります。

 

金魚運動は、固い床で行わないのが鉄則です。フローリングなどの上で金魚運動する場合、必ずヨガマットなどを敷いてから行うようにしましょう。特に腰痛を持っている人は、金魚運動によって腰痛を悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。

 

また、金魚運動に高いダイエット効果は見込めません。ダイエットをしたいと考えている場合は、ジョギングや水泳など運動量の多いスポーツをした方が良いでしょう。有酸素運動だけでなく、筋肉量を増やすために筋トレも並行して行っていくことをおすすめします。

 

金魚運動はデメリットが大きい?マシンには危険性も

ここまで金魚運動のメリット・デメリットを解説してきましたが、正しく行わないと怪我のリスクが大きくなるので注意しましょう。なかでも金魚運動マシンに関しては、国民生活センターから注意喚起可が多数出ています。

 

【トラブルの内容】

寝転がって機械に足を乗せると、機械が左右に動いて金魚運動できる健康器具をテレビショッピングで買った。


自分は脊椎の病気で通院中であり、医者からストレッチ運動をした方が良いといわれていたので、注文した。


また、テレビ放送で30分以内に申し込むと半額になると放送していたので、思わず買ってしまった。


1回使用したら、腰が痛くなった。


取扱説明書を見たら、「背骨に異常のある人は必ず医師と相談の上使用する」と書いてあった。


しかし、テレビ放送時にはそのようなことはいっていなかった。


参考:独立行政法人 国民生活センター「家庭用健康器具による危害等について-気軽に運動できるはずがケガ!使う前には注意表示の確認を-」

 

上記のように、身体に不調がある人が使用した場合、大きなトラブルにつながる可能性があるのです。そのため、不安な方はまずかかりつけ医に相談し、金魚運動をして良いかどうか検討することをおすすめします。

 

まとめ

今回は、金魚運動のメリット・デメリット、知られざる危険性について詳しく解説しました。金魚運動には魅力的なメリットがある一方、事前に把握すべきデメリット・注意点がいくつかあります。特に、腰痛がひどい人は必ずかかりつけ医に相談してから金魚運動を始めるようにしてください。

 

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