アフターコロナ時代、マスクの着用はどうする?年代別のマスク着用率変化など詳しく解説

アフターコロナ時代、マスクの着用はどうする?年代別のマスク着用率変化など詳しく解説
  • 美容と健康

2023年5月に新型コロナウイルス感染症が第5類に移行したことに伴い、マスクの着用は個人の判断に委ねられました。またマスクだけでなく、飲食店での入場制限など今まで制限されてきたものたちが次々と緩和されるようになってきています。

 

しかし、アフターコロナ時代となる現代も、マスクを継続して着用している人は多数見受けられます。「本当にマスクを外してもいいの?」「世間的にどうなの?」などと、判断に迷うことも多いでしょう。

 

そこで今回は、アフターコロナ時代のマスク着用について詳しく解説していきます。「マスク着用の判断が難しい」と頭を抱えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

アフターコロナ時代のマスク着用率

朝日新聞社が2023年3月と5月に、マスク着用についての全国世論調査を実施しました。マスク着用についての変化を、年代別に見ていきましょう。

 

【マスク着用率の変化】

  調査月 減った 減らない
18~29歳 2023年3月 33% 63%
2023年5月 60% 38%
30代 2023年3月 23% 76%
2023年5月 54% 45%
40代 2023年3月 20% 75%
2023年5月 44% 54%
50代 2023年3月 26% 70%
2023年5月 44% 54%
60代 2023年3月 19% 80%
2023年5月 38% 59%
70代以上 2023年3月 19% 79%
2023年5月 31% 68%

 

マスク着用回数が減ったと答えた18~29歳は、2023年3月から2023年5月の段階で27%増加していることがわかります。対して70代以上では、12%の増加に留まっているのが特徴です。

 

この調査によって、若い世代のマスク着用頻度は減少している一方、年齢が上がるにつれ、マスク着用を継続している人は多くなっていることがわかります。コロナへの意識や関わり方で、マスク着用の必要性が変わってくるといえるでしょう。

 

世代によってコロナ対策への支持が変わる

先ほどの調査によると、新型コロナウイルス感染症が第5類になったことを「良い」と答えた割合は74%、「良くない」と答えた割合は21%になります。しかし、「良い」と答えた18~29歳の割合は83%に対し、70歳以上では62%と、ここでも開きが見られます。マスクの着用率の変化は、新型コロナウイルス感染症が第5類になったことに対する評価とも関係しているといえるでしょう。

 

アフターコロナ時代、マスクの着用は完全になくなるのか

株式会社SIGNINGが実施した国民10,000人アンケートの結果を見ると、マスク着用について約半数の人が「今も継続して着用している」そして「今後もマスク着用を続ける」と回答しています。

 

また、すでにマスク着用をしていない人もいますが、「マスクを外したいけど周囲の様子を見ている」と答えている人は37.5%ほどいます。マスク着用が必須ではないと政府が宣言したからといって、すぐにマスクを外すと決断できるわけではないといえるでしょう。

 

マスクの着用率は、データだけではわからない側面がある

アフターコロナ時代に変化しても、コロナの影響は残っています。感染症対策の一環として、アフターコロナ時代であってもマスクの着用が必要になる場面もあるでしょう。しかし、マスクの着用については世代によって捉え方が少々異なります。

 

大人の場合

大人世代あれば、コロナが流行する以前は、マスクなしの生活が当たり前でした。通勤・通学がほぼ必須なうえに、オンラインで何かをするということも浸透していません。マスクを着用することに対し、抵抗を持つ方は多くいます。

 

子どもの場合

コロナ禍を生きてきた子どもたちは、オンラインですべてを完結させるということが日常です。それでだけでなく、「マスクをした状態でしか顔を合わせたことがないので友達の素顔を知らない」「自分の素顔を見せるのが恥ずかしい」という人も少なくありません。そのため、マスクを外すことに躊躇する方も多いのです。

 

まとめ

今回は、アフターコロナ時代のマスク着用について詳しく解説しました。新型コロナウイルス感染症が第5類に移行したことにより、若い世代を中心にマスク着用率は減少しています。一方、年齢が上がるにつれ、マスクの着用率は高くなっています。

 

新型コロナウイルス感染症をはじめ、さまざまなウイルスから身を守ることは非常に大切です。しかし、これからの状況変化によって、最適解はその都度変わります。アフターコロナ時代となっても、マスクの着用について考えていく必要があるといえるでしょう。

 

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