新型コロナウイルス感染症が流行したことにより、ウイルスや菌を防ぐための知識を身につけた人も多いでしょう。外出時・帰宅時に手指の消毒を徹底することは習慣にできているかもしれませんが、家の中の消毒を適切に行えている方は、決して多くはありません。
そこで今回は、家の中を消毒するおすすめ方法を紹介します。家の中の消毒方法について悩んでいる人や、適切な消毒方法を知りたいという人はぜひ参考にしてくださいね。
家の中の消毒って必要なの?
家の中の消毒に終わりはありません。たとえ新型コロナウイルス感染症が終息したとしても、ほかのウイルスや菌が多数存在しているためです。大切な家族の健康を守るためにも、家の中の消毒は定期的に実施していくことが大切だといえます。
家の中を消毒するやり方
家の中を消毒するやり方は、大きく分けて2通りあります。
- 自分で家の中を消毒する
- 業者に頼んで消毒をする
それぞれどのように家の中を消毒していくのか、詳しく見ていきましょう。
自分で家の中を消毒する場合
自分で家の中を消毒する場合、まず以下のものを用意しましょう。
【家の中の消毒に必要なもの】
- 消毒用エタノール
- 紙ウエス
- マスク
- ゴム手袋
- ゴミ袋
消毒用エタノールは、濃度70~80%のものを用意してください。濃度70%以下の場合、十分な消毒効果が得られない可能性があります。なお、80%より濃いものは、濃すぎるがゆえに菌への浸透が悪くなってしまうため注意が必要です。
また、紙ウエスとは濡れても破れにくいペーパーのことです。ホームセンターや通販サイトなどで購入できますが、ない場合はキッチンペーパーで代用できます。また、手荒れを防ぐよう、ゴム手袋を準備しておくと良いでしょう。
消毒の流れ
実際に消毒を行う場合、以下の手順に沿って進めていきましょう。
- ゴム手袋を着用し、紙ウエスに消毒液を吹きかける
- 窓や家具などを拭き、汚れたら交換する
家の中の消毒は、一般的に「拭き取り消毒+消毒液散布」で進めていきます。電化製品など、消毒液をつけることで故障などのトラブルが懸念されるものについては、きちんと確認してから作業を始めるようにしてください。また、換気も忘れずに行いましょう。
業者に依頼して家の中を消毒する場合
「自分で家の中を消毒することが難しい」「よりしっかりと消毒をしたい」という方は、業者に依頼することをおすすめします。
現在は、店舗や事務所だけでなく、一般家庭も作業の対象にしている業者が増えています。消毒だけでなく、一般清掃や料理など家事代行もプラスして行っている業者もあるので、忙しい毎日を送る人は依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
家の中を消毒する際に気をつけたいこと
続いて、家の中を消毒する際に気をつけたいポイントを紹介していきますので、ぜひ押さえておくようにしてください。
家族を持つ方が家の中を消毒する際に気をつけたいこと
家族で住んでいる場合に気をつけたいのは、家庭内感染です。特に小さなお子さんや高齢者がいる場合、以下のような対策を講じる必要があるといえます。
- 感染症にかかったら個室で生活し、家族との接触を避ける
- 感染症にかかった家族がいる場合、個室に隔離して療養させる
- ドアノブに触った後はその都度消毒をする
「週1回」「月1回」という頻度では足りません。毎日その都度手軽に消毒できるような環境を作っていくことが重要といえます。
一人暮らしの人が家の中を消毒する際に気をつけたいこと
一人暮らしの場合でも消毒のやり方に違いはありません。しかし、「忙しくて消毒を後回しにしてしまう」という方も多いので、その場合は業者に頼むことを検討してみましょう。
また一人暮らしの場合、万が一コロナウイルス感染症にかかってしまうと、療養期間中非常に苦労することになるため、事前に以下のような準備が必要になります。
- 乾パンや水などの非常食を用意しておく
- 地域の病院の連絡先を控えておく
消毒液の使用を続けつつ、万が一のときの対応についても考えておくと安心です。
まとめ
今回は、家の中を消毒するやり方や、消毒の際の注意点について詳しく解説しました。ファミリーであっても、一人暮らしであっても家の中の消毒は必要なので、自分にとって無理なく続けられる習慣を身につけましょう。
家の中を消毒する際に必要な消毒液をそろえる際は、「調剤薬局キューピーファーマシー」をご利用ください。多くの方に利用していただけるよう、店舗・ECサイトの双方で販売しております。